滋賀県大津市の石山駅近くにある法律事務所【石山法律事務所】

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石山法律事務所のブログ

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選挙結果と弁護士の仕事

2014年12月15日

昨日,衆議院議員選挙の投開票が行われました。

選挙カーが走り回ったり,演説が頻繁に行われたり・・・
そんな非日常が終わり,静かな日常が戻ってきました。

もっとも,我々の仕事への影響は,これからです。
法律の改正,新法の制定などが次々と行われれば,
これに対応する必要が出てくるからです。
与党が絶対的な安定多数を長く保持し続ければ,
再議決などの手法により次々と改正・制定がなされる,
というのはあり得ることです。

基本的な法律の一つである民法の改正も間近と言われています。

立法や法律の施行についての情報を注視し,
対応できるように準備していきたいと思っています。

   平成26年12月15日 弁護士 富塚 浩之

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講義・講演という仕事

2014年10月3日

民事事件や家事事件の代理人として活動する,
刑事事件の弁護人として活動する,
これらが弁護士の活動の中心的なものだと思いますし,
市民の方からもそのように思われていると思います。

その他に,自主的に,あるいは,依頼を受けて,
講義や講演を行うことがあります。
この10月は,1つの講義,1つの講演が予定されています。

テレビドラマのイメージで,
「弁護士なら,その場で立て板に水のように話せる」
と思っていらっしゃる方がいるかも知れません。
実際に,そういう弁護士もいるかも知れませんが,
私はそうではありません。
じっくり準備をして,喋ることを決めて臨む,というタイプです。

今月の講義・講演もしっかり準備をして,
聴いていただく方に分かり易くしたいと思っています。

   平成26年10月 3日 弁護士 富塚 浩之

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他人の本棚

2014年10月2日

今は,インターネットで本が読める時代ですが,
個人的には,電子書籍よりも紙の本を読みたい,
と思っています。
そんな私は,仕事をする上で何らかの本が必要になった場合,
「欲しい」と思った本は買ってしまう,という癖があります。

そのせいでしょうか,
他の弁護士の事務所に遊びに行くと,
ついつい本棚に目がいってしまいます。
特に,同期の弁護士や,同時期に独立開業した事務所に行くと,
「こんなに本があるのか」
「こういう分野の本まで持っているのか」
と,自分の本棚と比較をしてしまいます。

もっとも,他の弁護士が当事務所に遊びに来たときに,
「こんな本を持っているんだ」
と言われることもあります。
本棚に目が行くのは,一種の職業病なのかも知れません。

   平成26年10月 2日 弁護士 富塚 浩之

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登録7年経過

2014年9月22日

先日,弁護士登録してから満7年になりました。
長かったような,あっという間のような・・・

7年が経ったから自分の中で何かが変わった,
というのは正直なところありませんが,
今の弁護士会のシステム上,満7年になると,
司法修習生という法曹の卵である研修生の
指導担当になる可能性が出てきます。

そういう意味で,年々責任は重たくなりつつあります。
これに押しつぶされないように,より一層研鑽を積みたいと思います。

   平成26年 9月22日 弁護士 富塚 浩之

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国選弁護事件と上司

2014年9月3日

誤解を怖れずに平たく言えば,
犯罪の疑いをかけられている人について,
その有罪無罪を決める,有罪だったら刑罰の内容を決める,
それが刑事裁判です。

刑事裁判で裁かれる人のことを被告人といい
被告人の弁護をする人のことを弁護人といいます。
被告人やその親族等が選んだ弁護人を私選弁護人,
国(裁判所)が選んだ弁護人を国選弁護人といいます。

私は,弁護士になって以降,
国選弁護人として活動してきました。
国選弁護人の場合,被告人1人について,
選ばれる弁護人は原則として1人です
(裁判員裁判や極めて複雑な事件については,
例外的に2人以上選ばれることもありますが)。

さて。
かつて勤務していた事務所には,上司がいました。
国選弁護人を務める事件で分からないことがあると,
(守秘義務に反しない範囲で)上司に相談はしました。
しかし,ある刑事事件において,
国選弁護人が私1人だけだとすると,
たとえ同じ事務所の上司といえども
その事件の弁護人ではありません。
すなわち,いざ裁判になったときに,
弁護人席に座れるのは私1人ということになります。
上司は,傍聴席に見に来ることはできても,
裁判の場で何かができるわけではありません。

近時,私が国選弁護人を務める刑事事件において,
それまでは1人だった検察官が2人になっていました。
担当の検察官の上司が,2人目として検察官席に座っていました。
そう,検察官は,個人で仕事をしているわけではない,
担当者はいても組織として活動しているので,
上司が出てくるということもあるわけです。

私は,間もなく弁護士になって満7年になりますが,
自分1人が国選弁護人に選ばれた事件を
全て自分だけでやらなければならない事については,
1年目の頃と変わりません。
そう,弁護士は1年目から,
(周囲の助言等は受けるとしても)
1人で事件を担当することがあるのです。

既に当たり前のことになっていましたが,
自分1人が国選弁護人になっている事件において,
証言台を挟んだ向こう側に
検察官2人が座っているという光景が
とても久しぶりだったせいか,
日頃思いもしない組織(検察庁)と個人の違いを
考えてしまいました。

もっとも,検察官が何人になったところで,
それにビビっていたら弁護士はできません。
私の場合はむしろ,闘志がわきます。

弁護士,裁判官,検察官を法曹三者といいますが,
仕事をする上での組織性の有無というのは
三者の中における弁護士の特性なのかも知れません。

   平成26年 9月 3日 弁護士 富塚 浩之

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他士業とのお付き合い

2014年8月28日

弁護士の相馬です。

弁護士の業務上,他士業の先生方とのお付き合いは非常に重要です。

登記に関することは司法書士さん,税金に関することは税理士さん,
不動産に関することは不動産鑑定士さんや土地家屋調査士さん,
労務や年金に関することは社会保険労務士さん
に相談したり,共同で仕事をしていただいたりしています。
また,知的財産権に関する事件を取り扱っている弁護士であれば,
弁理士さんとのお付き合いもあるでしょう。

率直にいえば,弁護士と他士業とで,業務範囲が重なっている部分もあり,
その部分に関しては競争相手ということになりますが,
それはそれとして,すぐに相談できる他士業の方がいることは,
自分の依頼者や相談者の方にも,別途他士業の方を探していただく必要がなくなる
という意味で,大きなメリットになると思います。

また,日常業務以外でも,公益活動などで,他士業の方と一緒になることがあります。
その延長上で,ご飯やお酒をともにする機会もあります。
私がお付き合いしているのは,私よりも年上の方がほとんどなのですが,
エネルギッシュな方が多く,刺激を受けることが多いですね。

これからも,他士業の方々とのお付き合いを広く,深くして,
相談者や依頼者の方々にも還元できるようにしていきたいと思います。

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朝活はじめました

2014年8月7日

弁護士の相馬です。

最近,「朝活」を始めることにしました。
週に1回,異業種の方々と集まり,一人一人が自分の仕事についてプレゼンして,
お互いに仕事を紹介しあうというものです。

弁護士以外の業種の方々と交流することで,
新たな知識を得たり,刺激を受けたりすることができますので,
これを機に,今まで以上に弁護士業を頑張っていきたいと思います。

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裁判員法施行から5年

2014年5月21日

裁判員法が施行されてから5年が経過しました。
ここ数日,新聞の社説やテレビで取り上げられていたので,
ご存知の方も多いかも知れません。

裁判員制度が始まった当初は,弁護士はもちろん,
裁判所も検察庁もおっかなびっくりという感じで,
何か腫れ物を触るかのように扱われていました。
5年経った現在,ある程度の件数の裁判員裁判が実施され,
制度の運用がある程度落ち着いてきたような感じがします。

市民の方々が裁判や司法というものに関心を持ちはじめた,
検察官からの証拠の開示が従前よりはスムーズになった,
書面中心の審理から,判断権者の前で直接,口頭で行う,
という裁判の本来の在り方に近づきつつあるなど,
裁判員制度導入を好意的に捉える意見も
多く聴かれるところです。

しかしながら,落ち着いてきたから現在の運用が正しい,
というわけではないと思います。
また,良い面もあれば,悪い面もあります。
現在の制度の問題点については,
法曹三者のみならず裁判員経験者からも指摘があるところです。
運用のみならず法改正も視野に,
問題点の解消を図らなければならないと思います。

ここで詳細までは述べませんが,
個人的には,現行の裁判員制度を良いと思っておりません。
もっとも,制度自体をどう考えるかと,
現行の制度の下で最善を尽くすように努力することは
全くの別問題です。

今後,裁判員裁判を担当する時には,
全力を尽くしたいと思います。

   平成26年 5月21日 弁護士 富塚 浩之

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平成26年度に入りました

2014年4月1日

今日から平成26年度がスタートしました。

今朝,所用があって裁判所に行ったのですが,
ある部署の部屋のドアを開けたところ,
職員が総立ちでこちらの方を向いておりました。

一瞬,「何事か!?」と思ったのですが,
彼らの目線は,私ではなく,
私より先にその部屋に入っていた
5~6人の集団に向けられていました。
その集団の正体は,
新年度で異動する(異動してきた)人たちで,
各部署に挨拶まわりをしているところでした。

この光景を見て,
今から7年前の4月,
私は裁判所で修習(研修)をしていた時に
異動の挨拶まわりの人々がひっきりなしに訪れ,
その度に立ち上がって挨拶を聞いていた,
という事を思い出しました。

挨拶にまわる方は,多数の部署をまわらなければならず,
挨拶を受ける方は,何度にも渡る来訪者に対応せねばならず,
いずれにしても大変だなあと思いました。
もちろん,平行して日常の業務や引継を行わなければなりません。

裁判所のみならず,役所は人事異動がつきもので,
異動の当事者たちはとても大変でしょうが,
それと関わる私たちにとっても,
異動後の新担当者を把握するのは大変です。

大津市内では,桜の開花が進んでいますが,
それを落ち着いて愛でることができない今日この頃です。

   平成26年 4月 1日 弁護士 富塚 浩之

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法廷技術研修

2014年3月10日

司法試験に合格して弁護士になれば,
あとは勉強しなくていい・・・
なんていうことはありません。
日々,法律や制度は変わっていきますので,
勉強しないと対応できません。
とはいえ,自分一人で一から勉強するのは大変ですので,
弁護士会(近弁連,日弁連も含む)では
様々な研修プログラムを用意しています。

3月7日・8日の2日間にわたって,
滋賀弁護士会館において「法廷技術研修」が行われ,
私は,当日スタッフとして参加し,事実上傍聴してきました
(所用のため,全部の参加はできませんでしたが)。

この「法廷技術研修」は,
主として裁判員裁判における法廷での弁護活動について,
どのように考えるか,どのように実践するかを
講義,実演,講評を通じて学んでいくというものです。
当会の(主に)若手会員や修習生が実演し,
日弁連から派遣された刑事弁護に精通した講師2名が,
実演に対する講評や講義をして下さいました。

傍聴しているだけでも,大変勉強になりました。
刑事裁判用の研修ではありますが,
講師の方がおっしゃっていたように
民事裁判その他あらゆる弁護活動に応用可能な内容でした。
今回の研修を,今後に活かしていきたいと思います。

   平成26年 3月10日 弁護士 富塚 浩之

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