2014年1月23日
昨日1月22日,滋賀県は,県内全域にインフルエンザ注意報を発令したそうです。
この冬,私の直接の知人・友人でインフルエンザにかかった人はいませんが,
知人の知人というぐらいになると,何人かがかかっていると聞いています。
ここ数日は非常に寒く,ただでさえ体調を崩しやすいように思います。
日頃からのうがい・手洗いに加え,冷えないように注意して,
インフルエンザはもちろん,風邪も引かないように気を付けたいと思います。
私の事務所は広くありませんので,誰かが風邪等を引くと,
他の人にうつる危険が大きいのです。
体調管理の重要さと難しさをあらためて思い知らされたニュースでした。
平成26年 1月23日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属する事務所のホームページはこちら → 石山法律事務所
2014年1月21日
現在,オウム真理教が引き起こした一連の事件について,
東京地裁において刑事事件の裁判が行われています。
今日は,死刑が確定している教団の元幹部が出廷するので,
法廷では防弾パネルを設置するなどの対応が執られているそうです。
最近,成人の日を迎えたばかりですが,
あるニュースを見ていた時に,
「地下鉄サリン事件をはじめ,オウム真理教のことはよく分からない。
そんなに重要な出来事だとは思わない」
とコメントしている若者を見つけました。
大変驚きました。
地下鉄サリン事件が起きた1995年(平成7)年は,今から19年前。
20歳前後の若者にとっては,物心つくまえの歴史なのでしょう。
しかし,同年に発生した阪神・淡路大震災と並び,
日本の歴史上決して忘れてはいけない重大な出来事です。
その他,拉致事件や弁護士殺害事件など,
教団が起こした事件は日本のみならず世界を震撼させるものでした。
このことを,親や学校は教えてこなかったのでしょうか。
まだ20年も経っていないのに,事件が風化しているのではないか,
そんな危機感を強く持っている今日この頃です。
今回の報道を機に,事件を知らない若い人たちが,
オウム事件について知ってくれたらと思います。
そして,私たちも伝えていかなければならないと思っています。
平成26年 1月21日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属している事務所のHPはこちら → 石山法律事務所
2014年1月16日
滋賀県警によると,
昨年,滋賀県で起きた特殊詐欺(架空請求や還付金詐欺など)について,
その被害額が約5.4億円に達し,過去最高だった,とのことです。
最近は,「振り込め詐欺」という名称がそれなりに定着したせいか,
振り込ませるのではなく,現金をレターパックで送らせる,
という手法も増えているようです。
手口が巧妙になってきているので,
防止する手段も様々なことが考えられますが,
少なくともレターパックで現金を送らせるような個人・業者については,
詐欺の可能性が高いと疑ってかかるべきでしょう。
そもそも,レターパックでの現金の送付は違法とされています。
少しでも怪しいと思ったら,お近くの弁護士にご相談下さい。
とりあえず相談して話をしているうちに,
だんだん落ち着いてきて「おかしいな」と気付くことがあります。
また,慌ててレターパックで送金してしまって,それから相談というのでは,
送ってしまった現金を取り返すのは現実的には極めて難しいでしょう。
弁護士への相談はお早めに。
平成26年 1月16日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属している事務所のHPはこちら → 石山法律事務所
2014年1月8日
昨日1月7日,横浜地検川崎支部から,
弁護士と接見中の容疑者(正確には被疑者)が逃走した,
との報道がありました。
現時点では,再び身体拘束したとの報道はありません。
逮捕の容疑(被疑事実)の罪名は,
逮捕監禁,集団強姦,強盗ということで,
昨夜のニュース番組はトップでこの事件を伝えていました。
容疑が容疑ですので,
周辺の住民をはじめとして,
社会に大きな不安を与えているようです。
正当な手続に則って逮捕等をしたのであれば,
警察・検察は,逃走されないように細心の注意を払う必要があります。
今回の事件を警察・検察の大失態と指摘する声がありましたが,
反論はできないでしょう。
容疑者は,弁護士との接見中に逃走したとのことですが,
ある部屋の机を挟んで弁護士と容疑者が向かい合って座り,
検察事務官と警察官が立ち会うという形で接見がなされていたようです。
弁護士接見の際には,警察官等の立会人がいないのが原則ですので,
報道を見る限り,川崎支部には接見用の部屋が無いのでしょう。
接見用の部屋が無いので,検察事務官や警察官が立ち会わなければならず,
それでも逃走事件が起こったのです。
容疑者と弁護士の接見の秘密を守るという観点だけではなく,
逃走防止という観点からも検察庁における接見室の設置は急務だと思います。
平成26年 1月 8日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属している事務所のHPはこちら → 石山法律事務所
2014年1月7日
ニュースなどで,事件の発生等が報道されると,
身近で起きても不思議ではない事件であったとしても
ついつい対岸の火事として見てしまいがちです。
ところが,全国のニュースで報道されるほどの事件について,
私自身が当事者となるかも知れない事態になっています。
それは,冷凍食品から農薬が検出された事件です。
テレビニュースで該当の食品が映された際に,
「あれは,先日購入した冷凍ピザじゃないか?」
と思ったのです。
もっとも,ニュースを観たのが出先だったため,
帰宅した頃にはすっかりそのことを忘れてしまい,
チェックせずじまいでした。
先日,自宅にいる際にふと思い出して冷凍庫を開き,
冷凍ピザの袋を確認してみたところ,
どうやら今回の事件の舞台である工場で製造されたもののようでした
(回収を呼び掛けるHPとの照らし合わせまではできていません)。
本日時点の報道では,滋賀県内で4人が健康被害を訴えているとのことですので,
滋賀県内のスーパーで私が購入した冷凍ピザも,回収対象である可能性が高いといえます。
報道を知らなければ,事件の当事者かもしれないことを,
認識することもなかったでしょう。
マスコミ報道を100%信じてはいけないと自戒している私ですが,
どのような事が報道されているのかを知ることは大事であると
今回の報道で思った次第です。
もし,私が買った冷凍ピザが回収対象商品であることが確認できたら,
決して食べることなく,所定の手続を執りたいと思います。
平成26年 1月 7日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属している事務所のHPはこちら → 石山法律事務所
2014年1月4日
昨日1月3日朝,有楽町駅近くで発生した火災は,
その発生場所が発生場所だったこともあって,
新幹線をはじめとするJR線の運行に大きな影響を与えました。
ちょうどUターンラッシュが始まろうとする日であり,
特に新幹線が止まったことは多くの人に影響を及ぼしました。
私も当日,関東から関西へ移動する予定があり,
予定が大きく狂った一人です。
乗る予定だった新幹線は2時間遅れで出発,
最終的に京都に着いたのは予定より2時間30分遅れでした。
とはいえ,Uターンラッシュとは逆方向だったためか,
その程度の遅れですみました。
京都駅に着くと階段の両端に人が座っていて,
ホームから改札階に下りると,紅葉シーズン真っ只中ですら
見たことがないほど大勢の人がいました。
改札口は,駅員さんに質問したり払い戻し手続きを求める人が溢れていました。
おそらく,東京方面に行こうとされた方は相当なご苦労をされたと推察します。
と,多くの人に大きな影響を与えた今回の火災。
もし,この火災について損害賠償をしなければならない場合,
どれほどの損害になるのだろうか・・・などと,
ついつい考えてしまいます。
火事の原因を解明し,
二度とこのようなことが起こらないようにして欲しいものです。
平成26年 1月 4日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属する事務所のHPはこちら → 石山法律事務所
2013年9月10日
最も身近な法律相談を扱う番組って何ですか?と質問されたら,
ひょっとすると今は,日本テレビ「行列のできる法律相談所」
と答える方が多いのかも知れません。
ですが,私にとっては,
NHK「バラエティー生活笑百科」
が生まれて初めて知った法律を扱う番組で,
現在も,最も身近に思える番組です。
私は生まれてから25年以上を関東で過ごしましたが,
ある関西出身の方に「生活笑百科」の話をしたところ,
「関東でもやってるの!?」
と驚かれたことを記憶しております。
確かに,関東では珍しい全編大阪弁に近い番組ですよね。
だからこそ,新鮮で印象に残っているのかも知れません。
その「生活笑百科」のレギュラー相談員として
番組開始時から出演していた上沼恵美子さんが,
この番組を卒業するという報道を耳にしました。
上沼さんのトークや他の出演者とのやり取りが,
雰囲気を盛り上げたり,相談内容の問題点を浮き立たせたり,
かなりの重みがあったと思います。
番組が終了するとは聞いていないので,
上沼さんの卒業後は他の人に代わるのでしょうが,
果たして上沼さんの後継者が
同じように盛り上げられるのか,
注目してみたいと思います。
平成25年 9月10日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属する事務所のHPはこちら→石山法律事務所
2013年8月12日
28年前の8月12日,日航機が御巣鷹山に墜落,大勢の方が亡くなりました。
当時,私は,親の実家に帰省するために飛行機を利用していましたので,
「飛行機が落ちるんだ」というショックを,子どもながらに受けた記憶が残っています。
恐らく,ニュースに関する最も古い記憶だと思います。
近時の報道で,今なお事故の真相について解明されていない点がある,
という事を耳にして,大変驚いています。
事故の原因解明による再発防止に重点を置くのか,
刑事責任の追及に重点を置くのか。
仮に,両者が(一部でも)矛盾するのであれば,
どちらを選ぶかはその国の政策によるので一概に良し悪しは決められませんが,
日本においても刑事を問わないことと引き換えに真実を証言する,
という制度を,検討してもいいのかも知れません。
刑事司法はもちろん,憲法の黙秘権にも関わることですので,
簡単に決められることではありませんが,
議論が始められてもいいのではないかと思う今日この頃です。
平成25年 8月12日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属する事務所はこちらです。→石山法律事務所
2013年8月6日
広島に原爆が投下されてから今日で68年が経ちます。
出勤前,平和記念式典の様子がテレビ放映されていましたので,観ていました。
月並みですが,核兵器も戦争もいけないことだ,とあらためて思いました。
最近は,憲法改正に関する話の中で,
平和主義について言及されることも多いですが,
今日に続いて,9日は長崎の原爆投下日,15日は終戦記念日,
と戦争に関係する日が続きます。
政治的な主義主張・信条にかかわらず,
平和について,逆に,戦争について,
向き合って考えなければならないと思う8月です。
平成25年 8月 6日 弁護士 富塚 浩之
※私が所属する事務所のHPはこちらです→石山法律事務所
石山法律事務所
〒520-0832滋賀県大津市粟津町4-9
ステーションプラザ2F
TEL|077-533-0210
FAX|077-533-0510
営業時間|平日9:00~18:00
※営業時間外でもご相談をお聞きできる場合があります。ご希望の方は,是非お問い合わせください。
取扱業務
アーカイブ
カテゴリ